[試合後談話]2024.12.7
期待のホープが圧巻のパフォーマンス!

日本スーパーライト級11位の堀池空希(ほりいけ・ひろき/23=横浜光)が7日、後楽園ホールで開催された「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のセミファイナル、65.0kg契約8回戦でガオ・チイン(中国)と拳を交えた。
前日にKO宣言した堀池の強打に視線が注がれた。
堀池が緩急をつけながら左ボディを痛打し、ペースを掌握。2回、堀池はカウンターの左フックでグラつかせると、ロープに詰めて連打で攻勢。勝負が決まったのは3回。堀池はディフェンスの意識を忘れず被弾を回避すると、右クロスでダウンをゲット。再開後、ロープに詰めてパンチを畳みかけて、試合を終わらせた。
中国の刺客に何もさせず圧勝した堀池は「前回は判定勝ちだったので、今回はよりKOを意識した。相手のパンチをもらわずに、自分のパンチを上手く当てることができた。相手は打たれ強いと思ったので、強弱のタイミングをずらして、隙を狙っていこうと思った」と、KOに繋げるまでの戦略を明かし、結果に対して納得の表情を浮かべた。
来年の抱負を聞かれた堀池は「日本11位なので、ランキングを上げていき、日本チャンピオンを狙っていきたい。ランキング1位の渡来選手(渡来美響=三迫)は、大学(東洋大学)の先輩だが、プロの世界では関係ない。引きずりおろす」と、威勢の良いコメントが飛び出した。
日本ライト級12位の橋麗斗(23=パンチアウト)は、61.7kg契約8回戦でチュウ・グォチ(20=中国)と激突。サウスポー橋が左ボディストレートから仕掛けると、上下に打ち分けダウンを演出。再開後、慌てる素振りを見せずワンツーでグラつかせると、ダメージの深さを考慮したレフェリーが試合を止めた。
試合後、取材に応じた橋は「冷静に戦えた。来年につながる試合にできたと思う」と笑顔で初回KO劇を振り返った。そして、「もっとアグレッシブに来ると思っていたが、思ったほど入ってこなかったので、自分の方からプレスをかけた」と相手の印象を語り、「来年は海外のプロモーターと契約したので。海外での試合が多くなると思う。地域タイトルなど、ワンランク、ツーランク自分のランクを上げていき、実力をつけていきたい」と、今後に向けての抱負を語った。
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