大橋秀行会長が井上尚弥のサウジアラビア30億円オファーについて言及

　大橋ジムの大橋秀行会長が12日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル124&DANGAN270」に来場し、メディアへの取材に応じた。

　大橋会長は、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が、11月4日(月)にサウジアラビア・リアドで同国エンターテインメントイベント「リアド・シーズン」と総額30億円(推定)のスポンサー締結したことについて語った。

　大橋会長は、「ボクシングに夢を与える契約になった。この契約実現で、ボクシングを目指す子どもが増えるのではないか」と言葉に力を込めた。

　契約内容は、「リヤド・シーズン」の観光大使として活動することと、試合のトランクスに同イベントのロゴを入れることが条項で、契約期間は複数年契約だという。サウジアラビアで試合をする契約は入っていないことを改めて強調した。それでも、「タイミングが合えば、サウジアラビアで試合をする。具体的にはまだ何も決まっていない」と話した。