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WBC(世界ボクシング評議会)世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M.T)が15日、一夜明け会見で勝利を報告、あらためて今後について想いを語った。
衝撃の左ストレート
これまで77戦して、一度もダウン経験のないペッチを2度倒して防衛に成功した中谷は、「サウスポーに倒して、練習してきたことをしっかりと出すことができた。多少の筋肉痛はあるが、ダメージはない。良い形で終えることができた」と、笑顔で振り返った。
「初回に一発良いタイミングを当てたが、サウスポーなのでアジャストするのに時間がかかった。しかし、コントロールしながら戦えたと思う」。
「初回に一発良いタイミングを当てたが、サウスポーなのでアジャストするのに時間がかかった。しかし、コントロールしながら戦えたと思う」。
ペッチが初のダウン
M.Tジムの村野健会長は、「最終的にKOで勝てて、無事に終わった。これから益々、強い姿を皆さんに見せることができる」と語った。
WBC世界バンタム級王者
バンタム級に転向し、すべてKO勝ちで圧巻の強さを見せ続けている。「パンチ音がすごかったと言われているし、スピードも増しているのを感じている。バンタム級に上げてフィットしている。少し体重がキツくなりつつあるが、節制してしっかりと仕上げていきたい」。以前から希望しているバンタム級での王座統一を目指す。
再び米国へ!
記者会見後、囲み取材に応じた帝拳ジムの本田明彦会長は、「海外からも高い評価を得ている。対戦相手も探すのも難しくなってきている」と、日本開催での挑戦者が見つからない場合は、米国での試合の可能性を示唆した。