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日本バンタム級2位の大嶋剣心(28=一力)と元日本ユース・スーパーバンタム級王者の石川春樹(24=RK蒲田)が22日、後楽園ホールで開催された「あしたのジョーメモリアル2024」54.5kg契約8回戦で激突。初回から激戦を繰り広げて、会場を大いに沸かせた。
大嶋剣心(一力)がKO勝ち!
序盤からいきなり石川が右ショートで、大嶋の腰を沈めさせて絶好のスタートを切る。大嶋も反撃を試みるが、石川は足を使った出入りのボクシングで翻弄。左フックを打ち込み、攻勢を印象付けた。2回、今度は大嶋の右オーバーハンドがジャストミート! 状況を一転させて、猛反撃に打って出た大嶋が、左フックを返す石川と壮絶な打ち合いへと持ち込んだ。そんな最中、左フックから連打で先制のダウンを奪った大嶋が、立ち上がった石川に対し、パンチをまとめてレフェリーストップ。激戦を制した。
「冷静に戦うことを心掛けた」
ランカーの意地を見せた大嶋は、「(石川選手から)ランキングを奪ってやるという殺気を感じた。初回、右ストレートで効かされたので、2ラウンドから、より冷静に戦うことを心掛けたら、相手の動きが見えた。ダウンを奪って効いているのがわかったので、仕留めにいった」と振り返った。
「強い相手と戦っていく」
タイトル挑戦に期待が高まる大嶋は、「これからも強い選手と戦っていきたい」と拳を握り締めた。