シャクールがリオ五輪銅メダリストと対決!

　WBC(世界ボクシング評議会)ライト級王者シャクール・スティーブンソン(27=米国)が現地時間の5日、地元ニュージャージー州ニューアークにて、挑戦者で同級7位のリオ五輪2016銅メダリスト、アルテム・ハルチュニャン(33=ドイツ)と前日計量に臨んだ。試合は、日本時間の7日(日)に行われる。

　ライト級リミット61.2kgを、王者スティーブンソンは、400gアンダーの60.8kgでクリア。挑戦者ハルチュニャンは、100g少ない61.1kgで秤を降りた。

　昨年11月、エドウィン・デロ・サントス(ドミニカ共和国=24)を相手に判定で勝利し、3階級制覇を達成するも、手数の少ない消極的なファイトで、スティーブンソンは大きな批判を受けた。一時は引退を宣言するも、この初防衛戦が組まれ、トップランクとの契約下で最後の試合を迎える。

　対するハルチュニャンは、昨年7月に続いて、これが2度目の米国リングとなる。前戦ではフランク・マーティン(29=米)に判定で敗れるも、初の世界挑戦のチャンスを掴んだ。