奈良井翼vs福井貫太! Sフェザー級が面白い!

　24歳の若き王者の奈良井は、「相手は叩き上げで、接近戦も長い距離もできる器用な選手」と、挑戦者の福井を警戒。その上で、「(初タイトルを)獲るよりも難しいと言われている初防衛戦。練習してきたことを出して勝つ。理想はKO」とタイトル初防衛を誓った。

　石田ジム第1号選手として、ジムを引っ張ってきた福井は、キャリア7年目で念願のタイトル初挑戦だ。「自分を挑戦者に選んでくれて感謝している。石田会長からもらったチャンス。あとは(それを)掴むだけ」と決意を口にし、「チャンピオンは若くて勢いがあるが、一発で獲って来年は世界に行く」と、ベルト奪取に力を込めた。 

　日本スーパーウェルター級10位の安達陸虎(26=大橋)と同級4位の小林柾貴(24=角海老宝石)が、スーパーウェルター級8回戦で激突する。

　2連勝中の安達は、「相手は日本4位で、東洋ランキングにも入っている格上の選手。お互いに打たれ強くないので、KO決着になるでしょう」と、打撃戦でのKO勝利を予告した。

　日本王座戦以来の再起戦となる小林は、「安達選手は、自分がデビューする前から知っている選手。強い選手だが、何が何でも勝つ」と必勝宣言した。