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[記者会見]2024.6.3

加納陸が世界タイトル奪取を宣言!

 WBO(世界ボクシング機構)フライ級1位の加納陸(26=大成)が3日、兵庫県三田市内のジムで開かれた記者会見で、次戦に向けての意気込みを語った。

 7月20(土)に両国国技館で開催される「Prime Video Presents Live Boxing 9」で、同級2位のアンソニー・オラスクアガ(25=米)とのWBO世界フライ級王座決定戦を迎える加納が、世界戦の舞台に上がるのは、2016年8月に行われたWBO世界ミニマム級王座決定戦以来、約8年ぶり。前回は、日本人最年少世界王座奪取に期待が寄せられていた。
8年ぶりの世界戦
 5月31日(金)に東京ドームホテルで行われた合同記者会見にも出席した加納は、「思っていた以上に記者の皆さんが多くてびっくりした。改めて世界戦の舞台に上がるんだなと感じた」と自身2度目の世界戦に思いを込めた。

フィリピン人世界ランカーとのスパーリングを予定

 「手数が多くてガンガン攻めてきて、パンチが強い良い選手」と、ベルトを争うオラスクアガの印象を語ると、「足を使ったら巻き込まれるのではないか。どういう展開になっても、打ち合いになると思う」と打撃戦を予想した。来週からフィリピン人の世界ランカーを招聘し、スパーリングに入る。
「打ち合って勝つ」
 元ミニマム級世界王者の高山勝成(仲里→石田)との世界王座決定戦の後、ようやく巡ってきたビッグチャンス。「8年かかって、やっと巡ってきたチャンス。しっかりと勝ち切る」と、26歳になった若武者の言葉にも自然と力が入った。

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