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WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王者の中谷潤人(26=M・T)が26日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で行われたWBCチャンピオンベルト贈呈式で、マウリシオ・スレイマン会長より”緑のベルト”を受け取った。
2月24日(土)に東京・両国国技館で行われたWBCタイトルマッチで、チャンピオンのアレハンドロ・サンティアゴ・バリオス(28=メキシコ)に挑戦した中谷は、6回TKO勝ちで世界3階級制覇を達成した。
2月24日(土)に東京・両国国技館で行われたWBCタイトルマッチで、チャンピオンのアレハンドロ・サンティアゴ・バリオス(28=メキシコ)に挑戦した中谷は、6回TKO勝ちで世界3階級制覇を達成した。
「WBCの家族の一員」スライマン会長
スライマン会長は、今月24日にフィリピンOKADAマニラで開催されたイベントで、元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオに会うためにフィリピンを訪問。その後、JBCの協力の下、中谷に直接ベルトを手渡すために来日した。
スライマン会長は「WBCのチャンピオンになることによって、(WBCの)家族の一員になる。スーパーフライ級のチャンピオン時代に『将来、WBCのチャンピオンになりたい』と聞いていた。ベルトを手渡すことができて光栄」と語った。WBCベルトのほか、歴代のWBCベルトの小型レプリカ4本と、WBC特製キャップを贈った。
スライマン会長は「WBCのチャンピオンになることによって、(WBCの)家族の一員になる。スーパーフライ級のチャンピオン時代に『将来、WBCのチャンピオンになりたい』と聞いていた。ベルトを手渡すことができて光栄」と語った。WBCベルトのほか、歴代のWBCベルトの小型レプリカ4本と、WBC特製キャップを贈った。
サンティアゴ戦
中谷のことは、数年前から注目していたようで、「日本を離れて海外で練習しているようだが、身長とリーチを活かしたスタイルで完璧に近づいている。モロニー戦(昨年5月のアンドリュー・モロニー戦)のKO勝ちは完璧だった。サンティアゴにも一方的に勝利した。これから先、何年もチャンピオンとして君臨するでしょう。チャンピオンとしてだけではなく、ボクシング大使としての役割にも期待しています」と最大級に評価した。
WBC世界バンタム級王者!
スライマン会長とは、初対面という中谷は「歴代のチャンピオンが巻いてきたWBCのベルトは、小さい頃からの憧れ。WBCの顔として活動にも協力してほしいと言われた。評価してもらったので、それ以上のパフォーマンスを見せていきたい。結果はもちろん、評価を上げていきたい」とさらなる飛躍を誓った。