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米国・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで16日(日本時間17日)、IBF・WBO世界フライ級2団体王座統一戦が行われ、IBF王者サニー・エドワーズ(27=英)とWBO王者ジェシー・ロドリゲス(23=米)が対決した。
セミファイナルでは、前WBA・IBF世界スーパーバンタム級統一王者のムロジョン・アフマダリエフ(29=ウズベキスタン)とWBA同級2位のケビン・ゴンザレス(26=メキシコ)が、WBA世界スーパーバンタム級挑戦権を懸けて対戦した。
ロドリゲスが衝撃的なダウンを奪い2冠王者
サウスポーのWBO王者ロドリゲスは、上下にジャブを打ち込んで左をコネクトすれば、IBF王者エドワーズは距離を保ちながらカウンターを狙った。エドワーズがスイッチしながら、時折左ストレートを打ち込むも、ロドリゲスは威力のあるコンビネーションで上回った。6回にはお互いにボディを撃ち合い、会場を沸かせた両者。エドワーズの左目下の腫れが徐々に目立ちはじめカットした。すると9回終了間際、ロドリゲスが左ストレートを一閃、エドワーズを痛烈に倒した。立ち上がったエドワーズがコーナーに戻ると、陣営が棄権を申し出て、ロドリゲスが9回終了後TKO勝利で、WBOとIBFフライ級王座を統一した。
アフマダリエフが3度倒しストップで挑戦権獲得
サウスポー対決となったアフマダリエフとゴンサレスの試合は、ジャブの差し合いからスタート。アフマダリエフが上下に散らせば、ゴンサレスもフックをリードに織り交ぜて対抗。4回に鼻っ柱をカットしたゴンサレスは、中盤に入ると頭を振って、インファイトを仕掛ける。すると6回、アフマダリエフは左フックを効かせ、追撃の左アッパー2連発でダウンを奪った。その後も連打で追い込むと、スリップ気味ながら2度目のダウンを奪う。8回には再びゴンサレスがプレッシャーをかけた。試合が決まったのは9回、アフマダリエフが左アッパーのカウンターでダウンを奪うと、再開後に連打したところでレフェリーストップ。アフマダリエフが8回2分49秒TKO勝利で、WBAスーパーバンタム級挑戦権を獲得した。