試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
ジーメル・マグラモ(28=比)とアンソニー・オラスクアガ(24=米国)が17日、都内のホテルで前日計量を終えた。中谷潤人(25=M・T)の世界初戴冠を果たしたWBO世界フライ級王者決定戦で、ベルトを競った経験を持つマグラモと寺地拳四朗(31=BMB)の前回の防衛戦の相手を務めたオラスクアガによる51.2kg契約8回戦。実力者対決に注目しよう。
フィリピンから来日したマグラモ陣営
1回目の計量は51.3kgと60グラムオーバーしたマグラモだったが、時間をおいて再計量に臨み、51.2kgでクリアした。表情は穏やかだったマグラモ。フィリピンから同行してきたジョニー・エロルデ会長ら陣営にも焦った様子はなかった。
ジーメル・マグラモ(比) 51.2kg
2回目の計量でクリアしたマグラモは、紅茶を少しずつ飲みながら、静かにリカバリーを始めた。そのマグラモは、「良いコンディションです。(再計量したけれど)全く問題ありません。明日の試合が楽しみです。彼の試合は2試合ほど見ましたが、スピードのある選手という印象を持ちました。ですが、スピードには私も自信があります。(面と向かうと)エキサイトします」と明日の試合を心待ちにした。
アンソニー・オラスクアガ(米国) 50.9kg
一方、1回目の計量でクリアしたのはトニーの愛称で知られるオラスクアガ。300グラムアンダーの50.9kgで秤を降りた。計量前から表情は明るく、時折笑顔を見せるなど、終始リラックスしていた。
計量後の代表質問に対してオラスクアガは「非常にいいコンディションです。いい気分で入っています。皆さんに僕が世界のコンテンダーっていうのを見せたい。それを証明したい」とコメントを寄せ、計量会場で初顔合わせとなったマグラモに関しては「写真より小さく感じた。ガリガリに見えた。怖さは感じない」と、印象を述べた。