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[試合後談話]2023.8.22

川崎新田ジムの秘密兵器がデビュー!

 アマチュア68戦53勝15敗の西岡伶英(にしおか・れお/23=川崎新田)が22日、後楽園ホールで開催された「ホープフルファイトvol.40」のメインイベントに出場。バンタム級6回戦で、「聖和(ぺ・そんふぁ/23=三迫)と対戦した。

 デビュー戦でメインイベンターに抜擢された西岡は、日本大学ボクシング部の先輩・「とハイレベルな攻防を繰り広げた。
西岡伶英(川崎新田)が勝利!
 西岡がキレ味鋭いジャブで先制すると、2回に右ストレートで腰を沈めさせてペースを掌握。3回、「はテンポの良い攻撃で反撃したが、西岡は真っ向から応戦すると、上下のコンビネーションを決め、主導権を渡さずポイントを重ねた。
勝利にも反省が多かった
 試合後、控室で会見に臨んだ西岡は「倒しきれず甘さが出てしまった。気持ちが先走ってしまい、大振りになってしまった。ジャブは使えたが、このままでは上に行ったら、同じ左が上手い選手相手だと負けてしまう。出来としては、10段階で3ですね」と、快勝にも笑顔は少なかった。
「やっとプロのリングに上がった」
 小学3年で川崎新田ジムに入門した西岡は、高校時代は全国選抜大会優勝。日本大学ボクシング部では、リーグ戦のレギュラーとして活躍し主将も務めた。大学卒業後にプロに転向した。

 同じ大学の先輩との対戦だったが「階級も近くて、アマ時代からスパーリングをしていたのでその延長。やりづらさはなかった」。
年内に2戦目を予定
 「自分の武器は、ジャブでコントロールすること。その上で、隙があれば倒しに行くスタイル。ロマチェンコのようなスタイルで、古橋さん(古橋岳也氏)のような気持ちが強いボクサーになりたい」と語った西岡。「できれば年内にA級に上がりたい」と、12月3日(日)にカルッツかわさきで開催される自主興行への出場を希望した。
「攻めきれなかった」
 一方、初勝利を逃した「は「初回に右ストレートをもらい、警戒してしまった。ショートレンジより中間距離で戦った方がいいと切り替えてしまった。気持ちの弱さが出てしまった」と唇を噛んだ。

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