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OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級チャンピオンの武居由樹(27=大橋)が25日、東京・有明アリーナで、バンタム級を視野に入れて行われた54.0kg契約8回戦で、OPBFバンタム級7位のロニー・バルドナド(27=比)と対戦した。バンタム級の契約体重よりも500グラムだけ重い契約体重での試合は、バンタム級でも世界挑戦のチャンスを探る、元K-1王者にとって試金石となる大切な試合。前日計量は、53.9kgでクリアしていた。
時間差で倒した武居由樹
左ストレートをレバーに打ち込んだ武居由樹。バルドナドは、一呼吸置いて膝をつくと、顔をしかめて立ち上がれなかった。
左ストレートボディ一発
この日もKO勝利を収めたことで、プロ戦績を7戦全KOとした武居は「倒し切れたのはよかった。ボディは得意な技の一つ。インターバル中に八重樫東トレーナーから『下から』と指示を受けていた」と、試合を決めた場面を振り返った。当たった瞬間は「かすった感じだった」と表現した武居だが、八重樫トレーナーは「効いていた」と冷静に振り返った。
八重樫東トレーナーの指示に反応
バンタム級の適性テストともなった54.0kg戦だが「パワーを感じれた。調子が良かった。バンタム級の方が、逆に動けてた」と、自信をつけた武居は「スーパーバンタム級のチャンピオンだけど、バンタム級で行くか、決まってないけど、チャンスがある方で、ゴーと言われたらやります」と世界挑戦に積極的な姿勢を示した。
バンタム級でもいける!
減量に関しての質問には「早い段階から脂肪を削って、丁寧に減量した。今までは水抜きぐらいで、感覚で(減量を)やってた。今回、初めて本格的な減量をした。今回のやり方でいけば、バンタム級で全然行ける」と述べた。