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井上尚弥(30=大橋)によるバンタム級主要4団体(WBA/WBC/IBF/WBO)王座統一を記念して、バンタム級の「モンスタートーナメント」が開催される。準々決勝の前日計量が19日、墨田区総合体育館で行われ、シード選手として準決勝から出場する日本バンタム級王者の堤聖也(27=角海老宝石)を除く6選手が計量に臨んだ。
試合は、明日(20日)、同会場で開催される「DANGAN259」で行われ、動画配信サービス「BOXING RAISE」で全試合無料ライブ配信される。
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「KOしか考えていない」梅津奨利
日本バンタム級12位の梅津奨利(24=三谷大和)と元日本ユース・スーパーバンタム級王者の石川春樹(23=RK蒲田)が拳を交える。バンタム級リミットちょうどの53.5kgで計量を終えた梅津は「減量しているからだと思うが、相手が小さく感じた」と石川の印象を語ると、「明日はどのような展開になるかわからないが、KO決着しか考えていない」と、ノックアウト宣言した。
「倒して勝つ」石川春樹
一方、石川は100gアンダーの53.4kgでパスした。約3年5ヶ月ぶりとなるバンタム級での試合だが「2ヶ月前から徐々に落としてきたので、問題はない」と万全のコンディションを強調した。柳光和博会長からバンタム級トーナメントの話を聞き「強い相手と戦いたい」と参戦を決意。「明日は打ち合いになると思うが、倒して勝つ」と、こちらもKO決着を約束した。
両者とも9勝中7KOと、高いKO勝率を誇る。お互いにパンチのキレで勝負するタイプで、一瞬も目を離せないスリリングな攻防が繰り広げられそうだ。
両者とも9勝中7KOと、高いKO勝率を誇る。お互いにパンチのキレで勝負するタイプで、一瞬も目を離せないスリリングな攻防が繰り広げられそうだ。
内構拳斗vs穴口一輝
バンタム級トーナメントのオープニングを飾るのは、日本バンタム級11位の穴口一輝(23=真正)と内構拳斗(23=横浜光)。両者とも、100gアンダーの53.4kgでクリアした。
「勝つのは大前提」穴口一輝
計量後に取材に応じた穴口は「チャンピオンが出場すると聞いたので」とトーナメント参戦の理由を話すと、「相手の動画は見ていないが、周りからどのようなスタイルかは聞いている。誰が見ても納得する内容を見せる。初戦を勝つのは大前提。相手がどう出て来ても、対応できるように仕上げてきた」と勝利に自信を示した。
「やることは決まっている」内構拳斗
技巧派サウスポーと対戦する内構は「(サウスポーに)苦手意識はない。やることは決まっているので、淡々とやるだけ」と意気込んだ。昨年の秋に、中谷潤人(25=M・T)のスパーリングパートナーとして、腕を磨いてきた。
「勝っていけば、チャンピオンに挑戦できるし、賞金(1000万円)もあるが、今は(そんなことは)まったく考えていない。穴口選手に勝つことだけを考えている」と意気込んだ。
パワフルな攻撃を得意とする内構が、距離を潰してくるのに対し、穴口は中間距離をキープしながら対応することになりそうだ。どちらが得意の展開に持ち込むのか?
「勝っていけば、チャンピオンに挑戦できるし、賞金(1000万円)もあるが、今は(そんなことは)まったく考えていない。穴口選手に勝つことだけを考えている」と意気込んだ。
パワフルな攻撃を得意とする内構が、距離を潰してくるのに対し、穴口は中間距離をキープしながら対応することになりそうだ。どちらが得意の展開に持ち込むのか?