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元日本ランカーの斉藤司(32=一力)が24日、後楽園ホールで開催された「FightingBee.23」のメインイベントに出場。ライト級8回戦で、ポアンチャイ・スリトーン(22=タイ)と対戦した。
昨年11月に7年ぶりにカムバックした斉藤が、復帰2戦目のリングに上がった。
昨年11月に7年ぶりにカムバックした斉藤が、復帰2戦目のリングに上がった。
圧勝!
斉藤が強烈な左ボディで試合を終わらせた。ジャブから丁寧に組み立てた斉藤は、2回になると距離を詰めて、左ボディを好打。ペースを握ると、左ボディを突き刺しダウンを演出。ポアンチャイに10カウントを聞かせた。
「ブランクを痛感している」
顔に傷ひとつなく控室に戻ってきた斉藤は、「前戦はデビュー戦のように緊張したが、今回はリラックスして戦うことができた」と話したが、ブランクの影響は感じているようだ。「理想を100とすると、今回は20〜30。練習後も疲れが抜けきれないし、どうしても今と10〜20代の頃の動きと比べてしまう。昔のような動きはできないので、プラスアルファで自分のボクシングを構築していかないといけない。7年のブランクを危機感を持ちながら、集中して練習ができている」。
「一戦一戦勝っていくだけ」
まずは、ランキング復帰が当面の目標になりそうだが、斉藤は首を振った。「ボクシングの厳しさ、難しさはよくわかっている。チャンピオンになるなんて、簡単には言えない。与えられたチャンスをモノにして、一戦一戦勝っていくだけ」と熱く語った。