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都内のグランドハイアット東京で行われた会見で、WBC・WBO世界スーパーバンタム級2団体統一王者のスティーブン・フルトン(米国)に挑戦することを発表した井上尚弥(29=大橋)は、昨日(6日)の会見後、横浜市内にある大橋ジムに戻って、スパーリングで汗を流していた。
エスピノーザ(左)とアコスタ(右)
モンスターの相手を務めたのは、WBCフェザー級23位で、プロ19戦18勝(7KO)1無効試合のブライアン・アコスタ(24=メキシコ)。3月末まで日本に滞在するスパーリングパートナーで、昨日は5ラウンドを消化。尚弥が迫力のあるパンチを繰り出すのに対して、アコスタはスイッチして、応戦していた。
井上拓真(27=大橋)
昨日は、4月8日(土)にWBA世界バンタム級王座を懸けて、リボリオ・ソリス(40=ベネズエラ)とベルトを競う井上拓真(27=大橋)もスパーリングを行った。スパーリングパートナーは、アコスタと同様に日本に招聘されたWBC世界ユースチャンピオンで、プロ戦績17戦16勝(11KO)1分のセサール・バカ・エスピノーザ(21=メキシコ)。ディフェンス力が高いエスピノーザと高度な技術戦を繰り広げた。