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[試合後会見]2022.11.27

富山でもライト級が熱い!

 富山産業展示館テクノホールで27日、トヤマジム主催の「拳闘の道 第21弾」が開催された。この日のメインイベントは、長谷和紀(24=トヤマ)と佐伯瑠壱斗(24=9岐阜ヨコゼキ)によるライト級8回戦。地元ファン期待の長谷は、自身初の8回戦のリングに上がった。一方、対峙した佐伯は、元世界チャンピオンの久保隼(真正→引退)など、白星には恵まれなかったが、実力者を相手にキャリアを積み上げてきた。

逆転KO

 最初にダウンを奪ったのは長谷。接近戦で左フックを合わせた。「オーバーを狙っていたら入った」と左の感触を振り返った長谷だが、「ガードが下がってしまった。手数も少なかったし、プレッシャーをかけていきたかった」と反省の弁が口をついた。

修正ポイントを確認した長谷和紀(トヤマ)

 セコンドについた白川亮トレーナーも「顔を殴られて倒れたのは初めて。それだけガードが下がっていたということ。直すところはわかっている」と修正するポイントを挙げた。

久々の勝利に実感。

 逆転KO勝利で、2017年11月以来、約5年ぶりに右腕を突き挙げた佐伯は、「嬉しいです。まだ実感はないですが、とにかく嬉しいです」と、ジム関係者らからの祝福に熱い思いが込み上げた。

これからが本番。来年に期待!
 ダウンを奪われたシーンに関して「効いてました。でも、気持ちだけでいきました」とホッとした胸の内を吐露。「ジャブを練習してきたので、それが生きた」と振り返ると、「ダウンを奪ったのは、狙ってたパンチではないので、実感がない」と打ち下ろした右ストレートは、流れの中で出だものだったことを明かした。
喜びを噛み締めた!
 国内外で注目を集めているライト級に、キャリアを積んで力をつけてきた佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)が参戦。来年の飛躍が楽しみだ。

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