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日本ライト級タイトルマッチの前日計量が16日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の宇津木秀(28=ワタナベ)と同級4位のジロリアン陸(34=フラッシュ赤羽)が会場に姿を現した。
試合は、明日(17日)、後楽園ホールで開催される「WATANABE PROMOTION&DANGAN254」のメインイベントで行われ、ABEMAで第1試合からライブ配信される。
試合は、明日(17日)、後楽園ホールで開催される「WATANABE PROMOTION&DANGAN254」のメインイベントで行われ、ABEMAで第1試合からライブ配信される。
合計90ラウンドのスパーリングを消化
これが2度目の防衛戦の宇津木は、ライト級リミットを200g下回る61.0sでクリアした。「ベストに仕上がった」と顔色も良く、笑顔を見せてコンディションの良さを感じさせた。横に並んだジロリアンを見て「あれだけラーメンを食べながら、よく落としてきたなと。さすがプロだなと思った」と言うと、「体重を落としてきても、体が大きかった。あらためてパンチがありそうだなと感じた」と挑戦者の強打を警戒した。
この試合に向けて、元OPBF東洋太平洋ライト級王者の中谷正義(33=帝拳)、IBF(国際ボクシング連盟)ライト級14位の三代大訓(28=ワタナベ)、日本ミドル級3位の友松藍(28=ワタナベ)らと合計90ラウンドのスパーリングで調整してきた。
この試合に向けて、元OPBF東洋太平洋ライト級王者の中谷正義(33=帝拳)、IBF(国際ボクシング連盟)ライト級14位の三代大訓(28=ワタナベ)、日本ミドル級3位の友松藍(28=ワタナベ)らと合計90ラウンドのスパーリングで調整してきた。
「パンチをもらわず圧勝する」
兄貴と慕う前WBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)の試合は会場で観戦した。「悔しい結果になったが、あの立ち振る舞いや世界チャンピオンとしての背中を見せてくれた」と刺激を受けた。明日の試合も、京口がセコンドに就く。
宇津木は「相手は不気味だが、まずはパンチをもらわないこと。自分だけがパンチを当てて圧勝する」と王者として力を示すつもりだ。
宇津木は「相手は不気味だが、まずはパンチをもらわないこと。自分だけがパンチを当てて圧勝する」と王者として力を示すつもりだ。
14sの減量に成功
王座初挑戦のジロリアンは、100gアンダーの61.1kgで計量を終えた。試合が決まってから「今回は早めに落とした」と、4ヶ月間で14sの減量に成功した。頬はこけて声もかすれていたが、これはいつものこと。体力を回復させて、パワーアップしてリングに上がる。夜は、ラーメン二郎千住大橋店のラーメン(テイクアウト)を食べる。
勝てる準備をしてきた
タイトル戦が決まってから、弱気な発言が多かったジロリアンだが、心境の変化があったようだ。「最初は、勝率5%しかないと思っていた。しかし、自己暗示をかけて練習を重ねていくうちに、根拠はないが、自信が出てきた。相手はガードが固いが、富岡戦(富岡樹=角海老宝石)でもパンチをもらっていた。付け入る隙はある。今でも五分五分とは言わないが『もしかしたら勝てるかも』という気分になってきた。自分が勝っても、番狂わせだとは思わない」と静かに闘志を燃やした。
勝てる準備をしてきた
タイトル戦が決まってから、弱気な発言が多かったジロリアンだが、心境の変化があったようだ。「最初は、勝率5%しかないと思っていた。しかし、自己暗示をかけて練習を重ねていくうちに、根拠はないが、自信が出てきた。相手はガードが固いが、富岡戦(富岡樹=角海老宝石)でもパンチをもらっていた。付け入る隙はある。今でも五分五分とは言わないが『もしかしたら勝てるかも』という気分になってきた。自分が勝っても、番狂わせだとは思わない」と静かに闘志を燃やした。
仲本工事さんに勝利の報告をしたい
所属するフラッシュ赤羽ジムの興行を観戦し、ジロリアンとも親交があったタレントの仲本工事さんが10月18日に交通事故で急逝した。仲本さんとは、9月30日(金)に後楽園ホールでの興行で隣で観戦し、激励を受けたという。「ベルトを巻いて、仲本さんに良い報告をしたい」とタイトル奪取を誓った。
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