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元WBC(世界ボクシング評議会)フライ級王者の比嘉大吾(27=志成)は、11月15日(火)、後楽園ホールで、WBOアジアパシフィック・スーパーバンタム級9位のソンセン・ポーヤム(22=タイ)とバンタム級10回戦を行う。
今年7月、再起戦に臨んだ比嘉だが、ダウンを奪われた末、2-1の判定勝ち。21戦目で初めてKO勝ちを逃した。電話取材に応じた比嘉に心境を聞いた。
今年7月、再起戦に臨んだ比嘉だが、ダウンを奪われた末、2-1の判定勝ち。21戦目で初めてKO勝ちを逃した。電話取材に応じた比嘉に心境を聞いた。
前戦、初のダウンを喫した
「やりづらくはないが、結果として、バンタム級に上げてからは、ピリッとしない試合が続いている。少し気になる」と内容には満足していないようだ。「前戦もダウンをしたし、試合が終わった後は負けたかと思った」。
「これからも倒しにいく」
前戦、フローイラン・サルダール(比)の右フックを浴びて、痛烈なダウンを喫した比嘉だが、クリンチでピンチを脱すると、6ラウンドから攻撃の手を緩めず、逆転勝ちした。初めての判定決着となったが「周りもKOを期待している。これからも倒しにいく」と、常にKOを目指す姿勢に変わりはない。
「一つずつ勝っていく」
現在、日本バンタム級2位。元世界王者として、この位置にいる選手ではない。「結果を出さないと、上にはいけないので。とにかく勝つこと」と、今は来たチャンスを一つずつものにしていく。
次戦が、今年最後の試合になる可能性が高い。「また、きっちり倒して、周りの期待に応えていきたい」。比嘉の代名詞であるKO決着を誓った。
次戦が、今年最後の試合になる可能性が高い。「また、きっちり倒して、周りの期待に応えていきたい」。比嘉の代名詞であるKO決着を誓った。