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オーストラリア・メルボルンのロッド・レーバー・アリーナで16日、世界ライト級4冠団体統一王者デビン・ヘイニー(23=米国)と、前統一王者ジョージ・カンボソス.Jr(29=オーストラリア)が因縁のリマッチを行った。
ヘイニーが判定で返り討ち
主審には日本の中村勝彦レフェリーが陣取るリングの上、ヘイニーはジャブを打ち、カンボソスがプレッシャーをかけるスタート。3回には、早くもヘイニーが右ストレートをヒットさせ、左フックに繋いでいった。中盤にはクリンチが多くなり、カンボソスは8回に右フックでヘイニーの顔面を跳ね上げ攻勢に出るも、続く9回には、左目尻や右側頭部から血を流し、苦しい展開で後半に突入。11回に挽回を狙うカンボソスだったが、ヘイニーがワンツーで返すと、最終回も足を使って逃げ切り終了。判定は3-0(119-109、118-110×2)で、ヘイニーに軍配が上がった。
連続のアウェー戦でも、しっかりと自分のボクシングを行い、WBCが6度目、WBA、WBO、IBFでは初の防衛に成功したヘイニーの戦績は、29戦29勝(15KO)。健闘虚しく敗れたカンボソスは、22戦20勝(10KO)2敗とした。