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ライト級アジア2冠王者でWBC世界10位の吉野修一郎(30=三迫)と、WBC同9位の中谷正義(33=帝拳)による、アジア頂上決戦がついに実現する。発表会見が14日、都内のホテルで行われた。
会見の冒頭、「強い中谷選手と大きな舞台で戦えるので、嬉しい」と、相手へのリスペクトを示した吉野に対して、中谷も「最高の試合がしたい。吉野選手は強いので、対策は秘密です」と応えた。
試合は「Amazon Prime Video」でライブ配信される。
中谷正義(帝拳)
現在、成田で行なっているトレーニングキャンプを終えた後は、スパーリングで調整するという中谷は「しっかり勝ち続けているということは、ディフェンスが強い選手」と、吉野の印象を語り、「OPBFタイトルを10回防衛し、ワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)やテオフィモ・ロペス(25=米国)らと戦ってきた、本当に強い選手」と、経験豊富な中谷との対戦に意欲を燃やした。
吉野修一郎(三迫)
この試合を「海外に行くための試合。勝った方がアメリカに行けると思う」と位置付けた吉野。中谷も、吉野を日本で最高の選手とリスペクトを伝え、「次のステージに行ける存在をアピールしたい」と、気持ちを入れた。
勝って世界へ進むのはどっち?