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日本時間の11月1日(日)にラスベガスデビュー戦を迎えるWBAスーパー・IBF世界バンタム級統一チャンピオン井上尚弥(27=大橋)と挑戦者ジェイソン・マロニー(29=豪州)の世界戦をバンタム級のチャンピオン達が大胆予想。OPBF東洋太平洋王者で来年1月14日に井上拓真(大橋)と対戦する栗原慶太(一力)、WBOアジアパシフィック王者のストロング小林佑樹(六島)、日本王者の鈴木悠介(三迫)の3人に話を聞いた。
■OPBF東洋太平洋バンタム級王者
■栗原慶太(一力)
「自分は井上尚弥選手の中盤KOかなと思います。展開としては序盤、マロニー選手がアウトボクシング、尚弥選手がプレッシャーをかけていく流れかと。尚弥選手がマロニーのことを穴がない選手と言うように丁寧に崩していくのかなと思います。マロニー選手としては距離を作りつつ要所で接近戦も仕掛けていくかも知れませんが、うまく入れるようになるのは後半にもつれ込んだときになるのではないかなと。それまでに尚弥選手が入らせずに終わるような気がします」
■WBOアジアパシフィック・バンタム級王者
■ストロング小林佑樹(六島)
「マロニーの映像を見ましたがボクシングスキル、スピードは圧倒的に井上選手です。マロニーはファイターで振ってくるので井上選手の速い左のパンチがタイミングよく当たると思います。スーパーバンタム級でも試合をしてきた選手で体の力はありそうなので、その圧力とラフなパンチに井上選手がどう対応するのかが観る側とすれば楽しみです。体で押し込まれる場面がないのであれば、中盤までに井上選手のKO勝ちが妥当だと思います。不安材料があるとすればドネア戦での目尻の傷がバッティングやラフなパンチで開かないかが心配です。マロニーにも圧倒するのであれば、カシメロも同じように圧倒すると思います」
■日本バンタム級王者
■鈴木悠介(三迫)
「マロニーの試合を見ました。マロニーに対しての正直な感想としては、まとまっていて要所では上手さを見せる選手だと思いますが、井上君と比べると小さくまとまりすぎています。一言で言うと、次元が違う相手なのではないでしょうか。しかし、マロニーも大一番なので頑張るかと思いますので、おそらく4ラウンドくらいまでは頑張ってくれるのかな、と思います。1ラウンド1分くらいまではお互い様子見。その後はおそらく自信を持った井上チャンピオンが見せ場を作るシーンがあると思います。2ラウンド、ガードを固めたマロニーに対し井上チャンピオンが猛攻を仕掛けます。3ラウンド、かなり効かされたマロニーはギブアップを宣言するかもしれません。ギブアップしなくてもかなりのダメージが溜まると思います。4ラウンド、ほとんど何も抵抗することなく井上チャンピオンは左ボディでKOではないかな、と思います」