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IBF(国際ボクシング連盟)世界フライ級王者で37歳のモルティ・ムザラネ(南ア)が23日、横浜アリーナのトリプル世界戦興行で防衛戦を行なった。チャレンジしたのは、日本が誇る36歳の激闘王、八重樫東(大橋)。試合は足を使って出入りのボクシングで八重樫がチャンピオンを揺さぶった。リーチの差が出始めたのは中盤。ムザラネはガードを緩めた八重樫の隙を逃さず強烈なワンツーを打ち込んだ。
王座防衛! モルティ・ムザラネ(南ア)
レフェリーが割って入っても気づかず手を出す八重樫だったが、9ラウンド終了直前にレフェリーが試合を止めた。最後は激闘王を抱き抱えたレフェリーが労った。