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大阪府立体育館で来月7日に開催される、WBA世界バンタム級王者・亀田興毅(亀田)の初防衛戦。口とアゴに髭をはやし、ワイルドな風貌で姿を現した世界3階級制覇王者の興毅は、タイトル初防衛に向け都内・亀田ジムで公開スパーリング行った。
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スパーリング前の会見では、初防衛に向け笑顔も交え、滑らかな口調で意気込みを語った。「コンディションは良い感じ。計量まであと8日。早く日にちが経って欲しい。これからどう減量を楽しむかだな(笑」と、好調をアピール。挑戦者ダニエル・ディアス(ニカラグア)の印象には「背が高いくらい。スピードはないと思うよ。パッキャオじゃないが、入ってまとめてを繰り返し、出入りの展開にしたい。イメージはできている。実行するだけ」と、ディアス攻略はすでに充分とした。
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初防衛戦のテーマを尋ねられ「バンタムでどこまでの力があるのか。どこまで通用できるかを知りたい。それがテーマかな。俺がバンタムで戦えることを証明したい」と力強く語った。同じ日、ラスベガスで興毅のアイドルであるマニー・パッキャオ(比国)がタイトルマッチを戦うことを聞かれ「意識はするな。やっぱりパッキャオは憧れだから」と話し、着ていたパッキャオT-シャツに目を落す。
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練習に入ると興毅は、フィリピン人トレーナーがアカペラで唄う"バーニングハート"をBGMにロープを飛び、一気にテンションを上げ公開スパーリングに突入。長身のフィリピンランカーを仮想ディアスに見立て、4回のスパーを行った。パッキャオを思わせる素早い出入りから、鋭いワンツー・左右ボディを打ち込み、終盤にはみずからグローブを叩き、パートナーに打ち合いを託す強気の姿勢も見せていた。
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最後にカメラマンにポーズを求められ興毅は、前日の三男・知毅に負けない気合の漲ったポージングを見せ、自慢のシックスパックを披露していた。