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右拳の怪我のため戦線離脱していたOPBF東洋太平洋フェザー級王者、竹中良(31=三迫)が明日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントに登場。同級1位のランディ・ブラガ(28=フィリピン)を相手に2度目の防衛戦を迎える。決戦に向けての前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。
強さを証明する
これが約半年ぶりの試合となる竹中は100gアンダーの57.0kgで一発パス。相手の映像を観たという竹中は「アマチュア経験があり、しっかりとしたボクシングをしてくる。なかなか当てさせてくれないと思うが、ボディからの接近戦も考えている」と真っ向から打ち合う考えもあるとした。王座を獲得したビンビン・ルフィーノ(フィリピン)戦以来となるサウスポーとの対戦となるが、11月19日にIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に出場する岩佐亮佑(26=セレス)や2013年全日本スーパーフェザー級新人王の三瓶数馬(21=協栄)とスパーリングしてきたという。「勝つことによってフェザー級を盛り上げていきたい。来年、主役の一人になるためにも負けられない」と難敵を下して来年は勝負の年にすると意気込んだ。
右利きサウスポーのブラガ
これが初来日となるブラガは100gアンダーの57.0kgでクリア。ルフィーノ戦を観たというブラガは「相手はパンチがありそうな印象。必ず勝ってベルトを持ち帰る」と強気なコメントを残した。
左:角本 右:藤北
アンダーカードではフライ級8回戦、日本同級5位の藤北誠也(28=三迫)と角本達治(24=ワタナベ)が激突する。200gアンダーの50.6kgで秤を降りた藤北は「ワタナベジムの選手というだけでビビッてしまうが、相手をコントロールしつつ冷静になり過ぎないよう熱くなるところも出してクレバーな試合運びをしていきたい 」と抱負を語った。
これが初のランカー挑戦になる角本も200gアンダーの50.6kgでパス。前WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(35)や日本スーパーフライ級3位船井龍一(31)に稽古をつけてもらったと話し「相手は足も使える総合的な選手。逃げずに打ち合いにきてほしい。自分のボクシングをするだけ」と闘志を燃やした。
これが初のランカー挑戦になる角本も200gアンダーの50.6kgでパス。前WBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(35)や日本スーパーフライ級3位船井龍一(31)に稽古をつけてもらったと話し「相手は足も使える総合的な選手。逃げずに打ち合いにきてほしい。自分のボクシングをするだけ」と闘志を燃やした。