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明日の後楽園ホールで開催される「オーバーヒート・ボクサーズナイト」のメインイベント、日本スーパーフライ級王座決定戦、同級1位中川健太(31=レイスポーツ)と同級2位木村隼人(27=ワタナベ)の前日計量が都内の日本ボクシングコミッション事務局で行われた。悲願のベルト獲得を狙う両者は決戦に向けて静かに闘志を燃やした。
必殺の左が炸裂するか
これがタイトル初挑戦となる中川はリミットちょうどの52.1kgで一発パス。木村の印象を「スピードがあり捕まえるのに苦労しそう。自分のスタミナが持つかは未知数なのでやってみないとわからない」とコメントした。これまで何度も得意の左ストレートでキャンバスに沈めてきた中川は「明日は左で倒してチャンピオンになります!」と力強く必勝宣言した。
今度こそ負けられない
2度目のアタックで栄冠を目指す木村もリミットちょうどの52.1kgでクリア。「今回は減量が楽だった。計量3日前でこんなに動けたのは初めて」と笑顔を見せた。サウスポーとの対戦は久しぶりだという木村は「正直なところ、左利きの相手は得意な方ではないが、スパーリングをたくさんしてきたのであとは全力でやるだけ」と語った。「明日は勝って息子をリングに上げる」と1歳になる獅(れおん)くんにベルトをプレゼントすると約束した。