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明日12日、後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブLegendo Fight4」のメインに出場するIBF世界スーパーバンタム級8位の岩佐亮佑(26=セレス)が同じサウスポーのIBF世界フェザー級12位パトムシット・パトムポトン(タイ)と都内の日本ボクシングコミッションで計量に臨み、両者とも一発でクリアした。
岩佐は100gアンダー
昨年6月の世界挑戦からの再起3戦目を迎える岩佐は、今回はスーパーバンタム級超の56.0kg契約10回戦に臨む。一階級上の世界ランカーを相手にするだけに未知の部分があり、この試合を「新たな挑戦」と捉えたが、バンタム級から上げたことで減量も少なく、精神面を含めコンディションは万全。20日に世界挑戦する和氣慎吾(古口)や、3回階級制覇挑戦が決まった長谷川穂積(真正)ら日本のトップボクサーが世界を目指すスーパーバンタム級戦線に自分も飛び込みたいと気を吐いた。
前回の来日で天笠と対戦したパトムシット
20戦15勝(KO5)5敗のパトムシットは、これまでKO負けがないだけに倒すことは考えていないという岩佐。それでも「一発ももらわずに、打たせずに打つ美しいボクシングをする」と話し、一度は悔し涙を飲んだ世界に向け強さをアピールすると誓った。
パトムシットはリミットの56.0kg
一方、昨年6月に天笠尚(山上)と拳を交え、ダウンを喫するもその後は気迫溢れるファイトで最後まで戦い抜いたパトムシットは、「明日の試合を楽しみにしている。岩佐は強いと聞いているが勝つのは自分」と自信を示し会場を後にした。