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日本ボクシングコミッション(JBC)は近年、WBC(世界ボクシング評議会)および東洋太平洋を含む下部団体が試験的に使用する、公正な裁定を目的とした外部の音を遮断し、レフェリー、ジャッジが試合に集中できるとするノイズキャンセルのヘッドフォンを導入するか検討を始めた。
奥:安部レフェリーとサラサスレフェリー
17日、後楽園ホールで開催された東日本新人王の予選で、リングサイドで行われたレフェリー研修の一環として、試合役員の土屋末広氏、安部和夫氏、ウクリット・サラサス氏、ビニー・マーチン氏の各ジャッジ・レフェリーがヘッドフォンを装着。試合進行に問題がないか検証したが、「これで集中力が高まるかは疑問」との見解でほぼ一致した。JBCは今後報告書をまとめ、WBC世界戦およびユース戦、東洋太平洋王座戦で使用するか検討する。