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2月17日(水)、後楽園ホールで開催される「ガッツファイティング」、IBF世界同級1位・和氣慎吾(28=古口)の世界前哨戦のアンダーカードで注目対決が組まれた。
敗戦を糧に這い上がる長嶺
試合は12年全日本フライ新人王の長嶺克則(24=マナベ)と14年全日本同級新人王で日本同級11位・山下賢哉(19=古口)の8回戦。長嶺は両目網膜剥離の苦難を乗り越え、約1年の療養期間を経て14年12月に復帰したが、昨年3月の現日本Lフライ級王者・拳四朗(BMB)との復帰第2戦で右目の別の箇所に網膜剥離を発症。一時は復帰が危ぶまれていたが、治療の甲斐あって無事完治し、11ヶ月ぶりのリング復帰となった。
2/17は兄貴分の和氣との競演
対する山下は昨年2月、無敗のまま臨んだ初の8回戦で13年東日本Sフライ級新人王の田之岡条(小熊)の足に翻弄され初黒星。この試合でランキングを失ったが、10月の再起戦でランカーの鈴木武蔵(帝拳)を6回TKOで破り、日本ランクへの返り咲きに成功した。山下はこの試合が評価され、10月度の月間新鋭賞を受賞。この勢いでまずはランキング上位進出を狙う。
センスと思い切りの良さを兼ねそろえた同士の一戦だけに、KO決着の可能性は高そうだ。
センスと思い切りの良さを兼ねそろえた同士の一戦だけに、KO決着の可能性は高そうだ。