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[公開練習]2015.12.23

メンドーサ「完璧な仕上がり」

 29日の東京・有明コロシアムで元2階級制覇王者、同級13位の八重樫東(32=大橋)の挑戦を受けるIBF世界Lフライ級王者ハビエル・メンドーサ(24=メキシコ)が23日、横浜市内の大橋ジムで練習を公開。2度目の防衛戦に向け、「仕上がりはパーフェクト。日本のボクシングファンに満足のいく試合を見せる」と意気込んだ。
日本で試合ができて嬉しい
 メンドーサは昨年9月の決定戦を制しIBF王座を獲得。1月のノンタイトル戦をはさみ、5月にはフィリピンの強豪ミラン・メリンド(27)を6回負傷判定で退け初防衛に成功した。戦績は27戦24勝(19KO)2敗1分。
パワフルかつ柔軟さもある
 サウスポーのメンドーサは八重樫同様に好戦的な選手で、自身も「魂をぶつけ合う戦争のような試合になる」と表現し打撃戦を予想。また、来日前の6週間におよぶ高地キャンプと120ラウンドを越えるスパーリングは八重樫を最大限に評価してのもので、これまでの倍の練習量で限界まで追い込んだとし勝利への自信を深めた。
トレーナーと4Rのミット打ち
 会見後の練習では、的陣営の前とあって手の内を見せることはなかったが、シャドー、ミット打ち、サンドバックなどでみっちりと汗を流しジムを後にした。
趣味は釣りとメンドーサ
 練習を見学した八重樫の専属トレーナーの松本好二氏は、「たまに見せるパンチが重そうだが、左の打ち終わりなどクセはある。八重樫も世界戦を9度経験しているのでどんな展開になっても対応できるはず。ベストな状態でリングに上がれるよう支えたい」とコメントし、チャンピオン陣営と同じく打ち合いを予想した。
松本好二トレーナー

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