[試合後談話]2026.3.27
一撃KO決着に後楽園ホールが騒然!

元日本ユース・バンタム級王者の金城隼平(25=RE:BOOT)と6戦全勝(6KO)の矢代博斗(29=一力)が27日、後楽園ホールで開催された「ファイティングビー.39」セミファイナル54.5s契約8回戦で対戦した。
さらに、メインイベントでは、日本スーパーライト級7位の池田竜司(30=一力)が寺田龍覇(28=白銀)と拳を交えた。
ともに一瞬の判断が勝負を決定づける濃密な攻防となった一戦。それぞれの思惑と修正力が交差し、会場の空気を一変させた。
サウスポー同士による一戦は、金城が距離をキープしながらジャブからワンツーにつなげると、2回に左アッパーで矢代の顔を弾きペースを掌握。しかし、矢代は慌てる素振りを見せずプレスをかけると、3回にステップインからの右フックをジャストミート! 痛烈なダウンを奪い、決着をつけた。
見事なKO劇を演じた矢代は「近づいてこない展開は想定通り。やりづらさはなかった。アッパーはもらったが、逆回りからジャブを当てて、右フックにつなげた」と振り返り、狙い通りの一撃であったことを明かした。
タイトルを狙う
さらに「初めて日本ランカーとやれてうれしい。いくら外国人選手に勝っても強さは示せない。評価の高い相手とやってこそ認められる」と語り、今後については日本バンタム級王者・梅津奨利(27=三谷大和)やOPBF王者ケネス・ラバー(24=フィリピン)の名を挙げ、さらなる飛躍を見据えた。
一方の金城は「これまでで一番冷静に戦えていた。1〜2回はうまく運べていたが、一瞬のフェイントに反応してしまった。あの右フックは見えなかった」と、気丈に答えた。
序盤から池田が力強い右ストレートでペースを握ると、3回には左フックでグラつかせて攻勢。4回、サウスポー寺田は左ボディストレートで反撃したが、池田は冷静さを保つと右フックでダウンを奪取。立ち上った寺田だったが足元がふらつき、レフェリーストップとなった。
メインイベンターの役割を果たした池田は、「初回にフェイントからの右で流れをつかめた。いくつかプランはあったが、右が当たったので継続した。ダウンの一発は自然に出たが、手応えはあった」と試合を総括。「しばらく倒せていなかったので、自分はパンチがないんじゃないかなとも思ったので、久しぶりの形で結果が出たのは嬉しい」と率直な心境を語った。
今後については「タイトル挑戦は、まだ言えない」としながらも、4月4日(土)に後楽園ホールで行われる日本スーパーライト級王座決定戦(川村英吉対藤田炎村)を観戦予定と明かし、視線はすでに次のステージへと向けられている。
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