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[一夜明け会見]2025.6.9

那須川天心! 真の世界チャンピオンへの道

 那須川天心(26=帝拳)が9日、東京ドームホテルで開かれた一夜明け会見に登壇。6月8日(日)、有明コロシアムで開催されたWBA(世界ボクシング協会)バンタム級6位のビクトル・サンティリャン(29=ドミニカ共和国)との世界前哨戦を振り返った。

世界ランカーに完勝も満足せず
 那須川は、自らの試合映像を見て、「これまで出せていなかった動きもあったし、課題も見えた。ボクシングの奥深さを実感した」と語る一方で、「内容には満足していない」と明言。「昔から天才とか神童と言われてきたが、自分ではそうは思っていなくて。言われてきたことに対し、『そうじゃないぜ』と回収している感覚。ボクシングはファイトスタイルに生き方、人間性が出る。自分は完成されたファイターじゃないので、一つずつ成長していく姿をさらけ出していきたい」と、あくなき向上心を語った。
「練習でやってきたパンチは出なかった」
 帝拳ジムの浜田剛史代表は、「反省点もあったが、良い経験をした。スパーリングでこのパンチが出れば、ダウンを奪えるというのがあったが、昨日の試合では出なかった。ポイントとしては差がついたが、世界を見据える上では、なかなか上手くいかなかった。本人も試合中に思い通りにいっていないのは自覚しているので、その時にどうしたらいいか。これから話し合っていく」と前向きな見解を示した。
「目指すのはスペシャルな選手」
 また、粟生隆寛トレーナーも、「安心して見ていられる選手だが、練習でやってきたパンチが出れば、倒せた場面もあった」と分析し、「今のままでは普通の世界チャンピオンになってしまう。レベルアップして(バンタム級)全員に勝てるチャンピオンにさせたい」と熱意を見せた。
パンチがないからこそ試行錯誤する」
 那須川は「ベルトを獲って満足する性格でもないし、そこを目指しているわけでもない。普通の選手ならあれでいいのかもしれないが、高いところを目指しているのでしっかりと足場を固めていきたい」とさらなる成長を誓った。

 続けて「強いだけでは意味がない。周囲を引き込み、熱狂させる、愛してもらえる選手。突拍子もないことをするのが自分なのに、いろいろな技を覚えていく中で、消えていっているのでもっと視野を広げて取り組んでいくことが必要。自分は他のボクサーに比べてパンチ力があると思えない。だからこそ試行錯誤して強くなれると思っている」と謙虚さを忘れずに、今秋にも計画されている世界初挑戦に向けて意欲を示した。

 

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