[来日]2025.6.2
サンティリャンが来日! 那須川天心に簡単に勝つと豪語!
WBA(世界ボクシング協会)バンタム級6位のビクトル・サンティリャン(29=ドミニカ共和国)が2日、羽田国際空港に到着し、取材に応じた。
6月8日(日)、有明コロシアムで開催される「Prime Video Boxing 13」で、WBC(世界ボクシング評議会)同級1位の那須川天心(26=帝拳)と対戦するサンティリャンは、「那須川は良いボクサーだが、私の能力からしたら簡単に勝てる」と豪語した。
予定時刻より1時間遅れの午前11時に到着したサンティリャンは、「コンディションは良い」と、長時間のフライトにも疲れを見せなかった。
今回の来日には、デセンタ・デラクルーストレーナーと共に訪れており、「旅行で来たわけではないので、試合に必要な物だけを持ってきた」と、小さめのキャリーケース一つだけで入国したことを明かした。
サンティリャンは、「那須川が有名なボクサーなのも知っている。この試合が決まってモチベーションが上がった。大きなチャンスなので、最高のパフォーマンスを見せる」と意気込みを語ると、「前回のモロニー戦(ジェーソン・モロニー)を見て、勝てると思った」と自信たっぷりに述べた。
2023年6月に石田匠(井岡→引退)とWBA世界バンタム級挑戦者決定戦を行って以来、2度目の来日となるサンティリャンは、「石田戦は勝ったと思ったが、悔しい結果になったので、今回は明確に勝つ」と勝利を誓った。この試合に向けて、ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴ市で100ラウンドのスパーリングで調整してきた。
4月中旬に行われた記者会見で那須川は、「サンティリャンもスキンヘッドなので、勝ってトラウマを払しょくしたい」と語った。キックボクサー時代の、2018年大晦日に行われた元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー・ジュニア(米)とのボクシングルールでのエキシビジョンマッチでTKO負けを喫した苦い思い出が残っている。
その話を聞いたサンティリャンは、「悪夢を見ることになるでしょう」と、不敵な笑みを浮かべた。
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