[前日計量]2026.9.4
愛媛で落合壱星と五十嵐春輝が火花!
升田ジム主催の「愛媛から世界へ 伊予の陣.2」の前日計量が4日、愛媛しおさい公園 伊予市民体育館で行われ、出場選手が計量に臨んだ。
メインイベントでは、53.0kg契約8回戦で元日本ランカーの落合壱星(25=セレス)と2022年東日本スーパーフライ級新人王の五十嵐春輝(27=湘南龍拳)が顔を合わせた。
両者とも契約体重を100g下回る52.9kgでクリア。写真撮影を終えると、がっちりと握手を交わして健闘を誓い合った。
計量後、取材に応じた落合は「普段はバンタム級(リミット53.5kg)で、いつもより500g落とさないといけなかったので少しきつかったが、しっかりと落ちた」と、仕上がりの良さを強調した。
プロ入り後、地元・愛媛で試合をするのは今回が初めてで、当日は100人以上の応援団が駆け付ける。「アマチュア時代は愛媛で一度も負けたことがない」と、故郷のリングとの好相性を口にした。
「地元での試合だが、自然体で戦う」
大きな期待を背負う一戦だが、「地元での試合だからといって、倒さないといけないとは思っていない」と自然体を貫く。「五十嵐選手のことは高校時代に見たことがある。今日、会ってみて良い人なのを感じたので、良い試合ができそう」と、静かに闘志を燃やした。
一方、この日に愛媛入りした五十嵐は「食事面でアドバイスをもらい、計画的に落とせたので、最後まで練習に集中することができた」と、こちらも万全のコンディションをアピールした。
落合とは初対面だが、「アマチュア時代に新田高校(落合の出身校)に負けている。新人王戦に出ていた時にスパーリングをしていた碇選手(碇瑠偉=厚木ワタナベ)が落合選手に負けているので、自分の中では勝手にリベンジだと思っている」と、秘めていた対抗心を明かした。
同門の大橋波月の活躍に刺激
切磋琢磨している同門の大橋波月(28)が日本ライトフライ級王者に輝いたことも、大きな刺激になっている。「小学生の時からずっと一緒にやってきたので、ジェラシーを感じている」と素直な心境を吐露。「自分はやるべきことをやる。負けたくないじゃない。勝ちつ」と、力を込めた。
セミファイナルでは、日本女子ミニマム級3位の岸百合恵(39=T&H)と日本アトム級4位の鎌田真央(31=升田)が、女子アトム級6回戦で拳を交える。
岸はアトム級リミットの46.2kg、鎌田は100gアンダーの46.1kgでパスした。
2年連続で地元のリングに上がる鎌田は、「昨年はめちゃくちゃ緊張したが、前回のタイトル戦に向けて取り組んできたことが自信につながっている」と、メンタル面での成長をアピール。「計量が終わって、自宅でゆっくりできるのも大きい」と、地元開催の利点を挙げた。
2連連続の凱旋試合
これまで9戦中8戦が遠征試合だった鎌田にとって、ホームで戦える貴重な一戦となる。
今年4月の四元志桜里(18=真正)とのWBO-APアトム級王座決定戦を経て、フィジカルを強化。週4回、ジムメイトや升田貴久会長と坂道ダッシュや階段トレーニングに取り組んできた。
フィジカルを強化
鎌田は「明日はパワーを発揮して勝つ。ここを勝ってタイトルにつなげたい」と、再びベルトを目指す決意を示した。
拳を交える岸は「試合までの期間が長かったので、いよいよという気持ち」と決戦を心待ちにすると、「遠征試合は初めて。移動は大変だが、いつもと違う感じで新鮮」と笑顔を見せた。
「しっかりと勝ち切る」
今年2月の試合は引き分けに終わり、「勝ち切れなかったのは気持ちの問題。しっかりと気持ちも作り上げてきた」と、精神面を整えて敵地のリングに乗り込む。
地元の声援を力に変える愛媛勢と、確かな決意を胸に乗り込んできた遠征勢。「愛媛から世界へ」を掲げるリングで、それぞれの思いが激しく交錯する。
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