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日本フライ級王者の飯村樹輝弥(26=角海老宝石)と同級1位の井上夕雅(24=真正)が5日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。
激戦必至の一戦は、明日(6日)、後楽園ホールで開催される「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」のメインイベントで行われる。
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飯村樹輝弥(角海老宝石)50.6kg
先に秤に乗った飯村は、フライ級リミットを200g下回る50.6kgでクリアした。昨年12月に神戸で行われた日本王座挑戦者決定戦を偵察。井上の動きをチェックするなど、準備に抜かりはない。「好戦的なタイプだが、これといった武器は感じなかった」と話し、「自分が得意な距離をキープしながら、強いパンチを当てていく。自分の土俵に持ち込みたい」と、2度目の防衛に気持ちを高めた。
「負けられない理由が増えた」
昨年、元アマチュアボクサーの真成美さんと入籍。今年8月には第一子が誕生する。真成美さんは毎回セコンドを務めているが、今回は体のことを考えてセコンドには付かない。それでも会場に駆けつけて、バンデージを巻くなど献身的にサポートする。飯村は「負けられない理由が増えた。生まれてくる子どもに夢を見せられるように結果を残す」と言葉に力を込めた。
井上夕雅(真正)50.8kg
2度目のタイトル挑戦の井上は、リミットの50.8kgでパスした。毎回、コンディション作りに苦労しているようだが、「先輩にやり方を聞いたりして、しっかりと仕上がった」と納得の表情を浮かべた。
飯村の印象を聞かれた井上は「テクニックがある」とだけ言うと、「殴り合いはしたくないが、することになるでしょう」と意気込んだ。「せっかく東京まで来たので、勝ってパーティーをする」とタイトル奪取を誓った。
飯村の印象を聞かれた井上は「テクニックがある」とだけ言うと、「殴り合いはしたくないが、することになるでしょう」と意気込んだ。「せっかく東京まで来たので、勝ってパーティーをする」とタイトル奪取を誓った。