[試合後談話]2026.4.25
技巧と圧力が交錯! 辻永遠と岸根知也が生んだ白熱戦

日本バンタム級2位の辻永遠(26=KWORLD3)が25日、大阪・堺市産業振興センターで開催された「ミツキ杯 SURVIVE Vol.31」のセミファイナルに出場。54.5s契約8回戦で岸根知也(33=ミツキ)と拳を交えた。
ランキング上位に位置する辻に対し、キャリア10年目で挑んだ岸根。立場の異なる両者の意地が、序盤からリング上で激しくぶつかり合った。
辻が緩急をつけた攻撃で仕掛けるのに対し、サウスポー岸根は左ボディストレート、右フックで応戦。距離を詰める岸根に対し、辻は足を使いながら要所でワンツーで顔を弾き、見栄えの良さをアピール。終盤は、激しいパンチの応酬で会場を盛り上げた。
激戦を制した辻は「岸根選手とはスパーリングで何度か手を合わせていたが、分が悪くやりにくいイメージだった。プレスをかける作戦だったが、途中から足を使った。パンチはもらっていなかったので、ポイント的には大丈夫かなと。点数は70点」と冷静に内容を振り返った。
引き分けを挟んでの9連勝については「一つずつ積み重ねてきた結果」と冷静そのもの。
かつて拳を交えた岡本恭佑(22=HKスポーツ)、梅津奨利(27=三谷大和)が日本王者に就いたことも刺激となっており、「梅津選手とは引き分けているので、決着をつけたい」と、さらなる高みを見据えた。
一方の岸根は「想定より前に出て来てくれたので、戦いやすかった。左ボディストレートは手応えがあったが、効いているかどうかは分からなかった。追い方がワンパターンになってしまった」と試合を分析。「倒し切れなかった」と課題を口にしながらも、最後まで気丈に振り返った。
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