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[試合後談話]2025.4.19

神戸のタイトル戦は予想だにしない結末

 WBOアジアパシフィック・フライ級王座決定戦が19日、神戸市立中央体育館で開催された「REAL SPIRITS vol.89」のメインイベントで行われ、同級11位の長尾朋範(30=フラッシュ赤羽)と同級14位の小田切駿平(25=RST)がベルトをかけて争った。

 試合は、誰もが予想しない結末を迎えた。
小田切俊平(RST)が左肩を脱臼
 長尾が距離を潰して、ボディにパンチを集めるのに対し、サウスポー小田切は左ストレートを合わせる展開。3回、長尾が強引に打って出ると、小田切はやりにくさを感じながらも対応。体が密着し、何度もレフェリーに引き離された。4回が始まると、小田切が突然左肩の違和感をレフェリーに伝えると、一旦、レフェリーは1分間の休憩を与えたが、小田切は応じることができず。これ以上の試合続行を不能と判断したレフェリーが試合をストップ。長尾がTKO勝ちで、新チャンピオンとなった。
「脱臼したのは初めて」
 試合後、左肩の脱臼が判明した小田切は「3ラウンドの終盤、左フックを振った際に痛めたもので、初めてのこと。相手が前に出てくるのは想定していた」と気丈に答えると、「せっかく作ってもらったチャンスなのに申し訳ない。また頑張ります」と巻き返しを誓った。
長尾朋範(フラッシュ赤羽)が新王者
 新チャンピオンに輝いた長尾は、「まだ、どちらのペースでもなく、4ラウンドからが勝負の分かれ目だと思っていた。勝った実感が沸かない。実力で獲ったというより、今日は運が良かった」と謙虚に語った。

「まだ勝った実感が沸かない」

 初めてのタイトルマッチで、プレッシャーから体調を崩したり、2週間前にはぎっくり腰になるなど、決して万全ではない中、この日を迎えた。「移動しながらの体重調整など、メンタル面で良い経験になった。自分は仮のチャンピオン。フライ級のランカーは誰が来ても強いので、精進していきたい」と、今後に向けて気を引き締めた。
F赤羽ジム10年ぶりのチャンピオン誕生
 フラッシュ赤羽ジムの川島勝会長は、「今日は調子が良さそうだったので、イケるなと思った。歯切れが悪い結果だが、よく勝ってくれた」と長尾を褒めたたえた。フラッシュ赤羽ジムとしては、元日本フライ級王者の村中優氏以来、10年ぶり5人目のチャンピオン誕生となった。
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