[ショートインタビュー]2025.8.4
畑中建人! 復活と新たな挑戦へ!

元WBOアジアパシフィック・フライ級王者の畑中建人(27=畑中)は、8月16日(土)、名古屋市露橋スポーツセンターで開催される「SOUL FIGHTING」のメインイベント、スーパーフライ級10回戦でディオネル・ディオコス(32=比)と対戦する。
今年4月に再起戦に臨んだ畑中は、序盤にダウンを喫したが、逆転KO勝ちで復活。しかし、満足のいく内容とはいなかったようだ。中日本のホープが集結し、ユースタイトルマッチが揃うイベントにおいて、メインイベントを務める畑中は、責任感を口にした。
ウィルベルト・ベロンド(29=比)との一戦では、初回と2回にダウンしたが、逆に2度ダウンを奪い返し、持ち前の勝負根性を発揮した。「久しぶりの試合でチームも変わったことで、試合前に少しプレッシャーがあった。セコンドから『初回は特に気をつけよう』と言われて送り出されたのにダウンしてしまい、やってしまったなと(苦笑)。ただ、効いてはいなかったので、このラウンドはしのいで、調子づかせず最終的に倒せたらと思いながら戦っていた」と振り返った。
スーパーフライ級に転向し2戦目。この階級での試合には「少しは(減量が)楽になったが、そこまで変わらない」と語ると、「これからも一歩ずつステップアップしていきたい」と意気込んだ。
対戦相手の映像がなく、「ロマゴン(ローマン・ゴンサレス=ニカラグア)と比嘉さん(比嘉大吾=志成)に倒される寸前のシーンしかなく、参考にならない」と少々苦笑いを浮かべながらも、「それでも自分のやるべきことをしっかり準備して臨むだけ」と気合を込めている。
この試合に向けて、7月上旬には、前WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)とのスパーリングを敢行。「パワー形だと思っていたが、細かい技術の上手さを感じた。アドバイスももらった」と手応えを感じたようだ。
父が現役時代に使用した露橋スポーツセンターのリングに上がる
長らく中日本ボクシングを牽引してきた田中恒成がこの日、引退式を迎える。畑中は「自分の試合の前に(引退式を)やるので、出席できないのが残念」と寂しさを見せつつも、尊敬の念を表す。
会場の露橋スポーツセンターは、畑中清詞会長が現役時代に何度も戦った場所であり、ボクシング興行が行われるのは久しぶりだ。「会長が現役時代に戦っていた場所でできるのはうれしい」と感慨深く語った。
「ここを勝ってまた、タイトルを獲りたいし、タイミングが合えば、世界ランカーとできれば。マッチメークは全て会長に任せている。今回はスカッと倒して締めたい。ファンの期待に応えられる試合を見せたい」と意欲を示した。
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