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IBF(国際ボクシング連盟)バンタム級チャンピオンの西田凌佑(28=六島)が2日、大阪市内の六島ジムで、報道陣に練習を公開し、6月8日(日)に有明コロシアムで行われるWBC(世界ボクシング評議会)同級王者の中谷潤人(27=M.T)との世界2団体統一戦に向けて、順調に調整が進んでいることをアピールした。
試合の模様は、プライムビデオでライブ配信される。

ハードなトレーニングを積極的に消化した!
挑戦者の気持ちで臨むという西田だが、世界ランカーたちとのスパーリングでも自信をつけた様子で、「今が一番いい」と述べ、「尊敬する山中慎介先輩や長谷川穂積さんと同じ階級で、試合ができるのが嬉しい」と、日本が誇るWBC世界バンタム級歴代王者の名前を挙げて、大一番に向かう気持ちを伝えた。

シャドーで無駄のない動きを披露
200ラウンドを超えるスパーリングを消化してきというが、武市晃輔トレーナーは、「1クール終わるごとに、しっかり休んで疲労を抜いてから次のクールに入っていた」と、疲労回復にも気を使いながら、準備をしてきたことを報告した。

武市晃輔トレーナーも充実ぶりを明かした
今回の決戦に向けて、海外から世界ランカーをスパーリングパートナーとして招聘し、準備を進めてきた西田だが、「スピードもパワーも全て、西田の方が上回っている」と、普段は辛口の名伯楽が、愛弟子の仕上がりに自信を示した。
スパーリングパートナーは、WBA(世界ボクシング協会)フェザー級4位のイライジャ・ピアス(28=米)とWBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級3位のデニス・マッカン(25=英)。
スパーリングパートナーは、WBA(世界ボクシング協会)フェザー級4位のイライジャ・ピアス(28=米)とWBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級3位のデニス・マッカン(25=英)。

枝川孝会長も西田の成長に太鼓判!
6月8日(日)の2団体世界王座統一戦は、西田にとっても六島ジムにとっても、そして、日本ボクシング界にとっても大きな試合となるが、枝川孝会長は、「いままでなら、『もうええわあ』となってた西田だが、今回は違う」と、きつい練習も、積極的に取り組んできたIBFチャンピオンの成長ぶりに太鼓判を押した。

村野健会長が視察
公開練習には、中谷が所属するM・Tジムの村野健会長が視察に訪れていたが、両陣営とも紳士的な対応で、枝川会長が用意した椅子に腰掛けて、シャドーとミット打ちの動きを確認していた。
中谷の打たれ強さに関する記者からの極めて直球な質問にも「打たれ強いですよ」と、答えるなど、過度にピリついた様子はなかった。