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[一夜明け会見]2024.10.13

矢吹正道! フライ級でさらなる高みを目指す!

 IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級新チャンピオンの矢吹正道(32=LUSH緑)が13日、名古屋市内のホテルで一夜明け会見に臨んだ。

 矢吹は、昨日(12日)、愛知県国際展示場で開催された「3150×LUSU BOMU vol.2」のメインイベントで、王者のシベナティ・ノンシンガ(25=南ア)に挑戦。3度のダウンを奪う圧勝で、王座返り咲きに成功した。

 会見に臨んだ矢吹は、「ひとつ言えることは、ライトフライ級ではもうやらない。チャンピオンとしてリングに上がれば、ファイトマネーはいいが、お金じゃない」とフライ級に転級して、世界2階級制覇を目指すとした。


「Lフライ級はこれが最後」
 試合後は、祝勝会に顔を出すなどして、ホテルに戻ったのは24時。睡眠時間は1時間で会見場に現れた。試合をしたとは思えないほど、傷一つなかった。

 ライトフライ級では体格が大きく、毎回身を削るような作業でリミットまで落としている。「今回は、体調を崩すことなく、落すことができたが、一つでもミスがあると計画が変わって落ちない」。普段から節制しており、毎回ギリギリの状態で、なんとかライトフライ級リミットまで落としているだけに、今の階級では限界だという。
「ジャブが勝因」
 矢吹とコンビを組むタキザワジムの滝澤卓会長は「ジャブ」を勝因に挙げた。矢吹は、「中間距離なら絶対に勝てる自信があった。相手がボディを散らしながら右を狙っていたのはわかっていたので、最後まで集中した。もっとボディを打ちたかったが、右をかぶせられたら、これまで積み上げてきたものがすべて崩れてしまうので、慎重に戦った」と、圧巻のパフォーマンスについて振り返った。

 滝澤会長は「(ノンシンガ選手は)グイグイと距離を詰めてくると思っていた。立ち上がりからハイペースで来ると思っていたが、思ったより出て来なかった。正道の遠い距離に戸惑って手数が出なかったのではないか」と語った。
弟・力石政法(大橋)につなげた
 兄弟での世界チャンピオンを目指すIBF世界スーパーフェザー級3位力石政法(30=大橋)に最高の形でつなげた。力石は、10月17日(木)、後楽園ホールで世界前哨戦に臨む。「弟の存在がなかったら、もう辞めている」と、兄弟世界チャンピオンに思いを込めたが、「同時期の世界チャンピオンになることに関しては、こだわりはない」とも付け加えた。17日の試合は会場で観戦予定。
「オラスクアガ選手とやりたい」
 試合後、リング上で明日(14日)、有明アリーナで初防衛戦に臨むWBO(世界ボクシング機構)フライ級王者のアンソニー・オラスクアガ(25=米)への挑戦を希望した。「日本で人気があり、自分のスタイルと噛み合う。自分は現役生活も残り数戦。勝てる相手より負けると思われる方が燃えるので、強い相手と戦いたい」と言葉に力を込めた。14日に有明アリーナで行われるイベントへの観戦予定はないという。
矢吹正道は今が1番強い!
 LUSH緑ジムの松尾敏郎会長は、「ライトフライ級でやっていくのはキツい中、大したもんですよ。昨日は、ボクシングの教科書のような試合だった。今後のことは本人の意思を尊重したい。悔いのないよう過ごしてもらいたい。我々はサポートしていくだけ」と語った。

  「やり切ったので、今は少しゆっくりしたい」と、家族との時間を過ごすという矢吹。しかし、「試合前で子どもの練習を見てあげられなかったので」と、16日(水)からジムでキッズボクサーの練習を見ながら、少しずつ体を動かしていく予定だ。
  

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