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WBOアジアパシフィック(WBOAP)スーパーバンタム級王座決定戦の前日計量が10日、都内で行われた。計量後には、明日対戦する井上拓真(25=大橋)と和氣慎吾(34=FLARE山上)がそれぞれ滞在先のホテルからオンライン会見に応じた。
元WBC世界バンタム級暫定王者でWBOAPランキング1位の拓真は、リミットの55.3kgで計量をクリア。「気持ちに余裕ができたので、ストレスなく落とせた。最後までしっかり練習出来たので、体調もバッチリ」と切り出すと「淡々とこなした」と計量会場の様子を伝えた。
サウスポー対策に関しても同門の中嶋一輝らとのスパーリングを通じて「やりたいことが出来ているので問題ない」とし、「集中すれば負ける相手ではない。相手に打たせないで勝つ。明日の試合は通過点。何がなんでも勝つ」と抱負を述べた。
一方、リミットを300グラム下回る55.0kgで計量を終えたランキング2位の和氣は、「めちゃくちゃ調子いいですよ。早くやりたい。ワクワクしてます」と万全の状態にあることを報告。以前、拓真とスパーリングで手合わせをしたときの印象がないことを理由に「強くなかったんじゃないかと思う。やりやすい。ビデオを見れば見るほど自信が湧いてくる」と自信を示した。
4月に予定されていた小國以載(角海老宝石)との試合が流れた後もモチベーションは下がらず調整を続けてきたとのことだが、「9月にコロナに感染したので、スパーリングはあまりしていない」とのこと。明日の試合の位置付けに話が及ぶと「明日の試合に勝てば、胸を張って、次は世界と言える。1ラウンドから圧倒して圧勝します」と気合いを入れた。