井上は、今年1月に栗原慶太(一力)が持つOPBF東洋太平洋バンタム級王座に挑戦し判定勝ちでタイトルを獲得。防衛戦をすることなく王座を返上した。階級を上げてWBOアジア王座を狙う。鋭いステップインと対応力の高さが魅力で攻守のバランスに長けている。長身サウスポーの和氣に対しどのような対策を練ってくるのか。ベルトと井上が持つ世界ランクを奪いに行く和氣は、昨年8月に川島翔平(真正)に6回KOし再起を果たした。スピードと一撃で仕留めるカウンターは一級品でこれまで数々の大舞台を経験してきたキャリアがある。12ラウンドにわたり、目の離せない攻防が繰り広げられるだろう。秋のビッグマッチが開戦する!