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[試合後談話]2025.7.22

可兒栄樹vs酒井幹生! ミドル級日本ランカー対決!

可兒栄樹vs酒井幹生! ミドル級日本ランカー対決!

 日本ミドル級4位の可兒栄樹(23=T&T)と同級5位の酒井幹生(31=角海老宝石)が22日、後楽園ホールで開催された「FIGHT for PRIDE vol.3」のメインイベント、ミドル級8回戦で対戦した。

 両者とも連敗脱出を懸けた一戦は、激しい打ち合いで、会場に熱狂の渦を巻き起こした。
酒井幹生(角海老宝石)が勝利!
 酒井が距離を詰めて、ジャブから左アッパー、さらに右フックを叩きつけると、打撃戦で手数で上回り、ポイントを連取。ペースを奪えない可兒は、6回にジャブで立て直しを図ったが、酒井はボディにパンチを集めて攻勢。終始、主導権を支配し続けた酒井が勝利、リングで歓喜の涙を流した。
「勝てない間、ずっと苦しかった」
 試合後、酒井は感慨深げに、「自分らしくない泥臭い試合でしたね」と振り返った。長く勝ち星から遠ざかっていた苦難の日々を思い出し、「ずっとしんどかった」と語ると、「3連敗して不甲斐ない負けをしていたにも関わらず、ジムはチャンスをくれた。これ以上負けて、角海老の看板に泥を塗るわけにはいかないと思って戦った」と、この試合に懸ける思いを口にした。
「メリハリを意識した」
 終始、試合をコントロールした。「メリハリをテーマに、相手が嫌がるところを突いた。初回でジャブの差し合いで分が悪いと思い、迷いながら前に出たが、それが良かった。前に出ても下がっても、足を使うことを意識した」と冷静に振り返った。

 タイトル挑戦に向けて良いアピールとなったが、「このレベルでは、国本選手に申し訳ない。もっと強くならないといけない」と謙虚に語った。
「キャリアの差を感じた」
 一方、悔しい敗戦となった可兒は、「近距離での駆け引きが上手く、キャリアの差が出た。酒井さんに覚悟を感じた。再起戦でメインイベントを任されたが、勝てなかった」と気丈に振る舞うと、「ここで辞めるわけにはいかないので、また修行ですね」と巻き返しを誓った。
ミドル級2冠王者:国本陸(六島)
 この試合をリングサイドで観戦した日本・WBOアジアパシフィック同級王者の国本陸(28=六島)は、「酒井さんが右クロス、右オーバーハンドで効かせていたし、前重心のプレスの見栄えが良かった。可兒君は後ろ重心過ぎたと思う。良い試合でした」と感想を語った。

 もっとも今回は偵察ではなく、オーストラリアで一緒に練習をした可兒の応援のために駆け付けたという。酒井とは過去、日本タイトルをかけて2度対戦し、いずれも勝利している。今後の展望については、「できれば外国人選手と戦いたいですね」と、さらなる高みを目指す意欲を見せた。

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