WBO世界ウェルター級戦のグローブは8オンス! 佐々木尽に有利。

　日本人初のウェルター級世界チャンピオンを目指す佐々木尽(23=八王子中屋)が、チャンピオンのブライアン・ノーマンJr(24=米国)に挑むWBO(世界ボクシング機構)世界ウェルター級タイトルマッチは、8オンスのグローブが使用される。国内で行われるウェルター級の試合は、通常10オンスのグローブで行われるが、今回は世界戦のため8オンスとなった。佐々木は日本製ウィニング社の赤と銀のツートンカラーのグローブを使用する。

6月19日(木) Leminoが生配信!

　6月19日(木)に大田区総合体育館で開催されるWBO(世界ボクシング機構)世界ウェルター級タイトルマッチが開催される。日本でこの階級の世界戦が行われるのは、36年ぶり。この試合で、チャンピオンのブライアン・ノーマンJr(24=米国)から挑戦者の佐々木尽(23=八王子中屋)が世界王座奪取に成功すると、この階級では、日本人初の世界チャンピオン誕生となる。

　日本国内で、ウェルター級の試合が行われる場合、選手は10オンスのグローブを着用する。OPBF東洋太平洋やWBOアジアパシフィック(WBO-AP)のタイトルマッチでも同様に10オンスが使われてきたが、今回は世界戦なので、選手は8オンスのグローブを使用する。

　これに関して佐々木は「8オンスの方がより素手に近くなります。8オンスだと、どこに当たっても効くと思いますよ」と、前向きに捉えていた。