東日本ボクシング協会10月度月間賞発表! 注目の若手が続々選出

　最優秀選手賞(MVP)には、OPBF東洋太平洋ウェルター級ウェルター級王者の田中空(24=大橋)が選ばれた。田中は「来年も皆さんに面白いと思ってもらえる試合を見せていきたい)」と力強く挨拶。デビューから5戦全勝(5KO)と圧倒的な戦績を残し、"ハマのタイソン"の異名を轟かせている。来年はさらに大舞台へと駆け上がりそうだ。

　敢闘賞は、日本ミニマム級王者の森且貴(25=大橋)が受賞。森は「来年もこのような賞を獲れるよう頑張りたい。日本チャンピオンになって、やっと世界を口にできるようになった。世界を目指していく」と覚悟の言葉。4度目の挑戦で悲願のタイトル奪取に成功し、次なるステージは世界戦。森はさらなる飛躍を誓った。

　新鋭賞には、日本ライト級6位の��橋麗斗(24=パンチアウト)が選出された。��橋は「前回、初めての日本人対決で勝って、このような賞をもらえてうれしい。来年は必ずベルトを獲りたい」と強い口調で語った。こちらも5戦全勝(5KO)。急上昇の勢いそのままに、2026年のライト級を揺るがす存在となりそうだ。