寺地拳四朗! 万全の仕上がり!

　穏やかな表情のまま、控え室で取材に応じた拳四朗は、リカバリーに関して「6個6000円のたまごと、夜は唐揚げ。カツサンド、抹茶のタルト、カニのスープ」と、支援者からの心付けと合わせて勝負めしを挙げた。

　加藤健太トレーナーからは、「明日の試合は5�sくらい戻す。スパーリングで一番調子が良かった体重で」と補足があった。

　サンドバルは、「ここまでの調整は、キャリアの中でも一番上手くいった。イギリスで試合をした時よりも、日本の方が時差は大きかったけど、すぐに順応できた。日本での調整も素晴らしいものだったよ。明日は統一チャンピオンになるよ」と笑顔で取材に応じた。試合に関しては「KOでも判定でも、とにかく(最後に自分の)手が挙がっていればいい」と、勝負にこだわった。

　計量後、ルールミーティングが行われ、拳四朗は黒色のウイニング製、サンドバルは白色のエバーラスト製のグローブを使用することが確認された。

　メインイベントのゴングは、20時30分〜20時50分を予定している。

■検診結果

WBA・WBC世界フライ級タイトルマッチ

王者 : 寺地拳四朗(BMB)

血圧 : 127/88mm/Hg

脈拍 : 66/min

体温 : 36.0 ℃

 

挑戦者 : リカルド・ラファエル・サンドバル(米国)

血圧 : 133/82mm/Hg

脈拍 : 55/min

体温 : 35.9 ℃

■オフィシャル

レフェリー :スティーブ・ジャーメイン(カナダ)

ジャッジ :レシェック・ヤンコウィアク(ポーランド)

ジャッジ :ジョセフ・グゥィルト(英国)

ジャッジ :パヴェル・カルディーニ(ポーランド)

立会人 : WBAウォン・キム(韓国)、WBCケビン・ヌーン(アイルランド)