ユーリ阿久井と桑原拓が再戦に気合い!

　WBA(世界ボクシング協会)フライ級タイトルマッチの前日計量が4日、東京ドームホテルで行われ、初防衛に臨むユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)と、リベンジに燃える挑戦者の桑原拓(29=大橋)が健闘を誓った。

　国民的イベントにまで盛り上がってきた東京ドーム4大世界戦の一発目から目が離せない。

※5月6日(月・休)17時より、アマゾン「Prime Video」でライブ配信!

※当日チケット:5月6日14時より販売開始!東京ドーム22番ゲート付近のチケット売場!

　両者揃って50.7kgで計量を終えると、フェイスオフの後には、固い握手を交わして、健闘を誓い合った。グローブは、ユーリが米国製エバーラスト社のグレー、桑原は日本製ウィニング社の白を着用する。

桑原拓(大橋)

血圧:123/84mm/Hg

体温:36.9℃

脈拍:58/分

ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)

血圧:138/93mm/Hg

体温:36.6℃

脈拍:65/分

　計量を終えた桑原は「ホッとしてます」と柔らかい表情で答えると、フェイスオフで対峙したユーリに関して、「自信に満ち溢れてるな、と思った。リングで、どっちが成長しているかー」と、リベンジに静かな闘志を燃やした。世界王座奪取に成功すると、日本人ボクサー100人目の世界王者誕生となることには、「チャンスを掴みたい」と笑顔で答えた。

　計量を無事終えたユーリは「なんの問題もない。普通にクリアした。普通の試合。いつも通り。大きい会場だが、場所は関係ない」と淡々と答えた。明日は再戦となるが、戦い方に関する質問には「スタイルは考えてないです」と笑いながら答え、「無心でやってきたんで、それを出すだけ。距離感は向かい合ってから。圧倒したい」とだけ語った。

◾️WBA世界フライ級タイトルマッチ

◾️ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)vs桑原拓(大橋)

◾️オフィシャル

レフェリー:ラウル・カイズ・ジュニア(米)

ジャッジ:ピニット・プラヤドサブ(タイ)

ジャッジ:ホセ・ロベルト・トーレス(プエルトリコ)

ジャッジ:古田嚴一(日本)

スーパーバイザー:ウォン・キム(韓)