[世界戦発表会見]2025.10.31
矢吹正道が師走の愛知で初防衛戦へ!
 
 SAIKOU×LUSHプロモーションは31日、都内で記者会見を開き、IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王者・矢吹正道(33=緑)の次戦を正式発表した。
 矢吹は12月27日(土)、愛知県国際展示場で開催される「SAIKOU×LUSH vol.4」のメインイベントで、同級1位のフェリックス・アルバラード(36=ニカラグア)と初防衛戦に臨む。
 今年3月に世界2階級制覇を達成した矢吹が、師走の名古屋でどんな存在感を見せるのか。フライ級戦線が大きく動く一夜となりそうだ! 詳細は後ほど
 今回の対戦は、日本時間9月10日にオンラインで行われた興行権入札で、アルバラード陣営のMPプロモーションズが3万ドル(約462万円)で落札したため、当初はメキシコ開催の可能性も浮上していた。しかし、SAIKOU×LUSHプロモーションが興行権を買い取り、国内開催が決定した。
 亀田興毅ファウンダーは「緑ジムとアルバラード陣営で協議を重ねて、愛知での開催になった。矢吹には強い試合をして、次につなげてほしい」と期待を寄せた。
 矢吹は「試合が決まらなければ、返上や剥奪の可能性もあったので、心が揺れた」と胸中を吐露。そのうえで「ホームで戦いたかったので、国内開催に感謝している」と安堵の表情を見せた。
 さらに「IBFスーパーフライ級王者ウィリバルド・ガルシア・ペレス(35=メキシコ)への挑戦の話もあり、アルバラード戦になるとは思わなかった」と明かすと、「ここ1ヶ月は動画をサラッと見ただけ。これからしっかり対策する」と語った。
 アルバラードは実績十分の強豪。2013年の大みそかに当時WBA世界L・フライ級王者だった井岡一翔(現:志成)に挑戦し判定負け。その後IBF同級王座を獲得し、2019年5月には神戸で小西怜弥(真正→引退)に判定勝ちした。亀田三兄弟のスパーリングパートナーとして来日経験もある。
アルバラードは46戦で一度もKO負けがないタフガイ
 挑戦者の印象を尋ねられた矢吹は「倒れたことがないタフでアグレッシブな選手。これまでで一番苦戦すると思う」と警戒を強めつつ、「好戦的なタイプなので、KO決着になると思う」と力を込めた。
 オンラインで会見に参加したアルバラードは、「日本は平等にジャッジしてくれる国。フェアな良い試合になる」と6年半ぶりの来日を心待ちにし、「パンチがたくさん出る打撃戦になる。全身全霊で倒しに行く」と王座奪還を宣言した。
 12月27日はサウジアラビア・リヤドで井上尚弥(32=大橋)のスーパーバンタム級4団体統一王座防衛戦、中谷潤人(27=M.T)のスーパーバンタム級転向初戦など世界的ビッグイベントが重なる日でもある。
 時差により試合時間は被らないことが確認され、矢吹は「被らなくてよかった」と笑顔を見せた。
 最後に矢吹は「防衛戦というより、いつもチャレンジャーのつもり。ここを勝って次につなげたい」と気を引き締め、初防衛への決意を語った。
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