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フライ級に転級して世界3階級制覇を目指している京口紘人(31=ワタナベ)が、都内のワタナベジムで現状を話してくれた。(取材日12月13日)
今年10月のビンス・パラス戦
10月中旬にビンス・パラス(26=比)と3度目の対決で、対戦成績を2勝1敗とし、世界トップ戦線に返り咲いた。
12月17日現在、WBA6位、WBC12位、IBF4位、WBO14位にランクインしている。
パラス戦の後から取り組んでいるのが、ナチュラル体重の増量。56kgから59kgまで、3kgアップを目指している。いわゆる食トレの内容は、PFCバランスと呼ばれる「タンパク質、炭水化物、脂質」の分量を計算したもので、練習中に、おはぎを食べることもあるという。
来年はフライ級が大きく動く!
ミニマム級でプロキャリアをスタートした京口は、類稀なパワーで、2016年4月17日のデビュー戦から6連続KO勝利を挙げて、注目を集めた。現在の戦績は21戦19勝(12KO)2敗(1KO)だが、階級を上げるにつれて、徐々にKO率が下がっている。持ち前の技術力でカバーしているものの、探究心が陰ることはなかった。「自分の中で、伸び代を考えると、フィジカルだと思った」と1ヶ月半前よりも二回り大きくなったシルエットが、新たな取り組みの成果を示していた。
次戦は未定とのことだが、来年の春頃を目標に、ビッグマッチの準備を進めている。