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[試合発表]2023.6.27

井上浩樹がタイトル挑戦!

 大橋ボクシングジムは27日、横浜市内のジムで記者会見を開き、WBOアジアパシフィック・スーパーライト級1位の井上浩樹(31=大橋)の次戦を発表した。

 井上は、8月30日(水)、後楽園ホールで開催される「NTTドコモPresentsフェニックスバトル103」で、同級3位のアブドゥラスル・イスモリロフ(26=ウズベキスタン)と空位の王座を争う。

 今年2月に2年7ヶ月ぶりにカムバックした井上は、復帰2戦目でチャンスを掴んだ。
今年2月にカムバック!
 会見に出席した井上は「元々、持っていたベルトに再挑戦できるということで、しっかりと勝って世界戦線に食い込みたい」と意気込んだ。

 前戦から、ロンドン五輪日本代表の鈴木康弘トレーナーとコンビを組み、進化を遂げている。「鈴木さんはアマチュア時代に3度ウズベキスタン人と対戦しているが、敗れていると聞いている。自分が勝ってリベンジしたい」と静かに闘志を燃やした。
「KOにつなげていく」
 相手の印象を聞かれた井上は「アマチュアボクシングの強豪国らしい攻撃的なタイプ」と話すと、「少し粗い部分があるので、そこをどんどん突いていきたい。倒すチャンスがあったら、KOを狙っていく」と語った。
鈴木康弘トレーナー
 鈴木トレーナーは「ウズベキスタンの選手は、ゴリゴリのファイタータイプで、パンチが強い。さらにコンビネーションも上手くて、打たれ強い」と警戒。その上で、「入ってきたところにカウンターで合わせる。足を止めないこと」と、勝負のキーポイントを挙げた。
「ここは通過点」
 井上は「復帰する前より強くなった。練習量でも気持ち、技術すべてにおいて以前よりレベルアップした。ここは通過点としか見ていない」と自信たっぷりに言い切った。WBO-AP王座を奪還し、世界ランキング復帰を目指す。

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