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チャンピオンや未来を担うスター候補から復活を誓うベテランまで多くの選手が汗を流している大橋ジム。いつ行っても緊張感に満ち溢れている。その中に日本ウェルター級8位の安達陸虎(22=大橋)の姿があった。
安達は、今年3月にジムを移籍し心機一転、チャンピオンを目指すことになった。「まだ、ジムの雰囲気に慣れていない」と言うが、大橋秀行会長が視線を送る中で精力的に動いていた。16日に横浜市内の所属ジムで話を聞いた。
安達は、今年3月にジムを移籍し心機一転、チャンピオンを目指すことになった。「まだ、ジムの雰囲気に慣れていない」と言うが、大橋秀行会長が視線を送る中で精力的に動いていた。16日に横浜市内の所属ジムで話を聞いた。
街にも慣れていきたい
3月に横浜に移り住んだ安達だったが、新型コロナウィルスの影響でジムは休館。しばらくは走り込みが中心に公園でシャドーボクシングを行っていた。安達は「外も出歩いていなかったので、まだどんな街かわからない。ただ、そろそろ落ち着いてきたので探索してみたい」と語った。
刺激を受けている
毎日緊張しながら練習しているという安達は「モチベーションが高い選手が多くて、ずっと刺激を受けている。このピリピリした感じが良い」と、新しいジムでの充実感を口にした。
ウェルター級で戦いたい
「少しずつ体が大きくなっている」というが、ウェルター級を主戦場にしていく気持ちが強い。「これまでウェルター級で世界チャンピオンになった日本人選手がいないので、やりがいがある」と、これから進む道に対する思いを語った。次戦はまだ未定だが、日本とOPBF東洋太平洋王座に標準を合わせるという。